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先生に恵まれて

話が少し元にもどります。

ottoの転勤により引っ越した先で初めて英語学校(英会話スクールとはまたちょっと違いました)に通うことになりましたが、それから現在まで先生にはとても恵まれていると思います。

駅前留学のような大手ではありませんでしたがその英語学校は先生選びにこだわりがあったようで皆さん英語教授法の資格を持ったまじめな人たちでした。ただ、賃金のわりに拘束時間が長いためか、それが不満で入れ替わりがあり2年半で3人に習いました。アメリカ人のマイケル、イギリス人のジョイ、オーストラリア人のアリソン。一口に英語と言っても発音の違いに驚いたものでした。
月謝制で週一のクラス担任制だったので個人の弱点も分かってもらえましたし、文法にも重点を置いていたので毎回違う先生と挨拶で終わることも無く丁寧に教えてもらえました。ジョイには学校にナイショで有志の英語勉強会の先生もしてもらいとてもお世話になったものです。初めて通う学校としてここを選んだのは正解だったと思います。仕切りたがりのRetired manがクラスにいたときは逃れられなくて困りましたけど。

東京に戻り通訳専門学校に通い始めたころ、地域情報誌で見つけた「英語教えます」の文字。それがアメリカ人ナンシーとの出会いでした。通訳学校の授業はとても厳しく、毎回消化不良で終わるという感じでした。すこし息抜きに会話をしてみたいと思い電話をしてみました。一時間3,500円の個人レッスンです。会ってみて驚いたのは彼女はたいへん聡明で時事問題などにもたいへん明るかったこと。はじめ会話をお願いしていましたが、思い切って通訳学校の勉強のチューターをお願いすることにしました。時事問題に明るいはずです。彼女は国連英検の面接官や英検1級の面接官をしていました。彼女がいなかったら通訳学校の授業はただのお金の無駄遣いになっていたはずです。大きな声ではいえませんが、宿題もずいぶんお世話になってしまいました。残念ながらナンシーはフランス人の夫とともにフランスに行ってしまいました。

現在はナンシーの紹介でオーストラリア人のベティに個人レッスンをお願いしています。通訳学校のほうはすでにドロップアウトしており、今はのんびり日常会話を楽しんでいます。ナンシーにはTime誌やNewsweek誌といった宿題の読解や、中東問題など難しい国際関係問題について習っていましたので、日常会話は苦手でした。はじめは英語が口から出てこなくてとてもいらいらしました。ベティに習い始めてもう2年くらいになると思いますが、初めよりはずいぶんスムースに英語が出てくるようになったと思います。ベティにも、「初めて会ったときよりずっと反応が早い。今は英語を英語で理解しているでしょう?」と言われちょっと嬉しいです。
ただし会話の内容といったら、犬のこと、食べ物のこと、生活のことなど、ゆるゆるなもの。
でもすっかりお友達感覚で気づくと1時間半も話していることも。ベティは、「It's my
prerogative.」と言って笑ってくれているのでご好意に甘えています。

そろそろ、このゆるゆる状態から抜け出そうとまたTOEIC受験を思い立った次第です。
by earthquest1120 | 2004-07-27 01:28 | Eigoは いかが?


東京郊外のマンション暮らし。watashiの何気ない毎日。いまはワンコカテゴリーとつぶやき系でのんびり更新中。


by earthquest1120