狭山茶どころは情けが厚い

亡くなった義母が住んでいたこの地に仮住まいを始めて気づいたのは元気で明るく働くおばちゃんが多いということ。

うどんやさんやお蕎麦屋さんに入ればたいてい人懐こいおしゃべり好きなおばちゃんが切り盛りしているし、プロパンガスの集金のおばちゃんは、アースの吠え声を聞くと「わんちゃんがいるの?お部屋にいるの?どんな子?」と玄関の奥をちょっと覗き見しながら(笑)気にかけているし近所の肉屋さんのおばちゃんはアースとのお散歩の途中一度自慢のから揚げを買ったらもう私の顔は覚えていて、アースにも話しかけてくれるからアースも大喜びなのである。

そして、昨日はそのお肉屋さんの向いの魚屋さんで商売人の鑑とも思えるおばちゃんに会った。ここは義母が生きていた頃、おそらく日々のちょっとした買い物をしていたと思われるお店。
といっても一人暮らしだし、亡くなる前の何年間かは主に我が家や義兄一家が集まるお正月用の刺身を買いに行く位だったと思う。

毎年お正月に食べた栗きんとんも「魚屋の手作り」と義母が言っていたのを思い出し今年は我が家も正月用のお刺身と、そして栗きんとんを注文してみようと思いお店に行ってみた。
スーパーと違い、おばちゃんの元気ないらっしゃいませーの声に迎えられる。なれないとちょっと恥ずかしい。足元には看板犬コーギーのララちゃん。目覚ましテレビにも出た人気者で、お客さんに愛想を振りまいている。

ショーケースに並ぶ刺身皿のなかから、Ottoのお酒の友にしめさばをとり、レジに持っていって「お正月の刺身盛を注文したいのですが」と聞いてみた。

レジのおばちゃんに、はいはい何人前でしょう、お名前は~?と聞かれたので、○○ですと答えると、ちょっと考えるようなそぶりの後、多○○町の方の○○さん?このへんは○○さんが2人いるんだけど、と言われた。

そうです、うちは多○○町の○○ですと答えながら、とっても驚いた。
義母がここに最後に買い物に来たのはもう3年以上前になると思う。それなのに魚屋のおばちゃんは毎年お正月用品を買いに来た義母のことをちゃんと覚えていた。

お店にはまだ栗きんとんは並んでいなかったので、「お正月用の栗きんとんはありますか。義母がこちらから買っていたと思うのですが」と聞くと、すべてを察したような表情で「栗きんとんは明日並びますよ」と答えてくれた。

義母がこの地で暮らし始めてから亡くなるまで30数年間。住み始めた当初は今と比べても相当寂しい場所だったに違いない。私から見たらどうしてこんな田舎(失礼!)に住む決心をしたのかなぁと思ったけれど、案外、一歩外に出ればたくさんの顔見知りとおしゃべり出来て楽しかったのかもしれない。

東村山音頭の歌詞の通り、狭山茶どころはとっても情けの厚いところなのである。
[PR]
by earthquest1120 | 2008-12-28 21:23 | Watashi のじかん


東京郊外のマンション暮らし。watashiの何気ない毎日。いまはワンコカテゴリーとつぶやき系でのんびり更新中。


by earthquest1120

プロフィールを見る
画像一覧

ちょいと寄ってってくださいな。


メールはこちら♪
↓クリック



別館はこちら↓



Capture The Moment

写真がメインのブログです

カテゴリ

Watashi のじかん
Earthの にちじょう
Costco まにあ
Eigoは いかが?
ビジネス英会話
80s おんがく
Hanaの いやし
inuと おでかけ
Tabiの きおく
Profile

ライフログ

以前の記事

2015年 01月
2014年 09月
2014年 07月
2014年 01月
2013年 11月
more...

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧